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Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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ショナ族のムビラ

ムビラ (1)
ショナ族のムビラ(2)/アフリカン・ミュージックの真髄  
ノンサッチ・レーベル(録音:1977年)。

80~90年代にかけて、ワールドミュージックが流行りました。
といってもワールドの領域があまりに広く深く、ほんの浅瀬でチャプチャプするくらいしかできませんでしたが。それでもイロイロな音楽をアレコレ聴いてみるってのはイイコトだなと思いました。

写真のアルバムは最近聴いたワールドな1枚です。
アフリカ大陸の南方、ジンバブエに出向いてムビラ(カリンバ)の生演奏を現地録音したもの。
ムビラは親指ピアノとも言われる素朴な音色の楽器です。いろいろな形状があり、指で弾く弁は多いものは50本程もあるそう。

以前、民族楽器奏者のサカキマンゴーさんのコンサートに行った際にムビラの解説があって、内部に蜘蛛の卵膜を仕込むらしいんです。そうすることでノイズが混じったような音が「ブォン、ブォ~ン」と共鳴していい味が出るそうです。

で、このアルバムから聴こえてくるのは、自然で作り込みのほとんど無い風通しのいい音楽。
草原を歩いているとムビラの音が聞こえてきた、しばしの間、聴かせてもらうことにした、…そんな感じ。
基本パターンは延々と刻むリズムの反復と、それに呼応する「声」。
この声が「言語」なのか「声」そのものなのか、意味があるのか無いのか、哀しいのか嬉しいのか、よくわかりませんがその土地由来の独特なものです。

しかしこのアルバムの冒頭の曲を聴いてチョイと驚きました。
「あれっ…、どこかで聴いたことのあるメロディー…」
「あっ、これ…、ペンギン・カフェ・オーケストラだよ」
曲名は、"Cutting Branches for a Temporary Shelter"
ペンギン・カフェの日本デビュー盤にトラディショナルミュージックとして収録されていた曲だった。

そうか、ペンギン・カフェのサイモン・ジェフスはこれを聴いたんだ…、いや、聴いたのはこのアルバムではないかも知れないけど、録音時期を照らすとコレかなと思います。
ショナ族からペンギン・カフェへ…、なにやら長年の謎がひとつ解けたような大袈裟な気分になりました。
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