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Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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サディスティックス 『Live Show』

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サディスティックス『Live Show』、1979年リリース。
収録:1978年8月29日(九段会館)

もう解散の意向が決まった頃のサディスティックスのラストコンサート。
ミカバンドからの流れでサディスティックスも好きでよく聴きました。活動期間は短かったけどあのバカウマな演奏に当時シビれてました。
そんなサディスティックスが77年~79年に残した三作品が何故か久しぶりに再発された。

ところがどうも、このライブ盤『Live Show』は、再発にあたってかなりの音の差し替えが行われてしまったらしいんです。
音の向上はうれしいけど、ここのギターが違うとか、あそこのキーボードが消えてるとか、随所にオリジナル盤と大きな違いがあるようで、再発と言っても「がっかり」の声が多いみたい。
まあ再発盤の方がホントの音に近いのかも知れませんが、オールドファンはやっぱり耳に馴染んだ古いやつに愛着いっぱいです。
このアルバムも懐かしがって手にする人が多いことと思います。諸事情はわかりませんが、やっぱり昔の音で再発して欲しかったなあと思います。
いま手元にある音源は旧ヴァージョン、再発盤は未聴ですが曲目はどちらも同じですね。

<収録曲>
 1. TYPE I
 2. WE ARE JUST TAKING OFF
 3. HARD SCORE
 4. 憧れのセーシェル諸島
 5. BLUE CURACAO
 6. READY TO FLY

ずっと昔のことですがサディスティックスを生で観ました。メンバーはまだ20代。ミカバンド時代の強力なインストもビシバシとキメて、実際はもう少しロック寄りのコンサートだったように思います。未発表のライブ音源どこかに無いのかな…。
そんなわけで今回の『Live Show』は「少々難アリ」かもしれませんが、それでもあの時代のこの感じはやっぱり貴重、うれしい再発です。

それともう1枚、最近のCD屋さんではほとんど見かけませんが、同時期の渡辺香津美バンドの名演「KYLYN LIVE」
これも一緒に聴けばあの時代の熱い風が再び吹き込んできそうです。
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サディスティックス 「サディスティックス」

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サディスティックス「サディスティックス」 1977年リリース。

「何かが海をやってくる 」…、黒船に続いて海賊船もやってきた。
サディスティックスの洒落っ気いっぱいのファースト。
メンバーのその後の活動を思えば『こんな時代もありました』的な過渡期っぽいアルバムだけど、だからこそ捨てがたい魅力があります。
クリス・トーマスの影響も色濃く出てる頃ですね。

前半(アナログA面)は、海賊たちが大海原を巡る航海日誌。
短い曲がぞろぞろと組曲風に10曲。あれもこれもと難易度の高そうな演奏を繰り広げます。灰田勝彦さんがヨーデルを披露したかと思えば、お座敷小唄「こんぴらふねふね」まで出てくる。
後半(アナログB面)は、お洒落なシティポップ集。
グレン・ミラーの「ムーン・ライト・セレナーデ」と「イン・ザ・ムード」をフィーチャーした『Far away(熱い風)』はタンタンの歌が聴けるだけでも一聴の価値あり。

海賊に扮する腕利きクルーたち。
(左上から時計回り)高中正義、今井裕、後藤次利、高橋幸宏
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さてそんな中から、古い高中ファンに人気の『香港戀歌』を。
この時代の高中の歌ものは貴重ですね。

          『香港戀歌』
 詞:高橋幸宏  曲:高中正義  歌:高中正義&ラジ

 輝いて何処までも写る 港の灯り 淋しすぎて
 一人ではとてもいられない 今夜の海は 旅へ誘う
 もういかなけりゃ…なんて…あなたが言う
 一人 ドアの外 残る 煙草の煙

 別れには港が似合う ここは夢さえ 色褪せる
 明日には何処を巡るの 辛い話は もう終わりさ
 ここはサヨナラ…なんて…呟く
 一人 窓に溜息 漏れる この部屋
 
 錆色の船が出てゆけば 跡に見えるは シルクの街
 明日には何処を巡るだろう 後に続くは 海ばかり


ラジは、こうゆう感じにちょこっとおじゃまします風に出てくると
独特の良さがあります。
大瀧詠一の「Velvet Motel」もラジでしたね。

サディスティックス We are just taking off

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サディスティックス 「We are just taking off」 1978年リリース。
メンバー:高中正義、高橋幸宏、後藤次利、今井裕

4人の方向性がちぐはぐになりながらも、とりあえず各自2曲ずつ持ち寄ってやっつけ的に完成したフュージョン風なセカンド。
そんなアルバムなので、たいした話題にもならずこのあと自然解散。
アルバムタイトル通りそれぞれがそれぞれに「離陸」していった。

駄作と言われたアルバムだけど、なかなかどうして捨てがたい。
暑く熱い夏。かき氷食べながらのBGMになかなか乙なもんです。
発売当時に感じていたつまらなさは、もう何処かに消えてしまった。

▼今もじんわり人気のある「ON THE SEASHORE」、夏の1曲。
 詞:高橋幸宏  曲:後藤次利  歌:桑名晴子 
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このアルバムに愛着あるのは、初めて見た日本のロックバンドがサディスティックスだったことも大きい。
たまたま会場にミカとクリス・トーマスが来ていて、ますます気分が盛り上がりました。
開演前、二人は一般客に混じって喫煙所で一服。気取らない飾らない普段着な振る舞いが大人だなと、そんなこともいちいち影響受けちゃう年頃だった。
コンサートはミカバンド時代の強力なインスト「Wa-kah! chico」ではじまり、最後は「黒船」だったと思う。涼しい顔してスリリングな演奏をくり広げる姿に惹かれた。

高中正義 「セイシェルズ」

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高中正義 「セイシェルズ」 1976年リリース(2013年リマスター盤)

最近買った37年前の夏のアルバム。
当時はミカバンドが好きだったので、高中のソロもよく聴きました。
夏と言えばサザンより高中でしたね。

この頃のアナログなやつをまた聴きたいな~と思っていたら、タイミング良くキティ時代の16枚がリマスターで再発された(6月下旬に発売)。
バンド名義の「BACCO」も出てました。

どれか1枚欲しいなと思って店頭であれこれ迷い、やっぱり初期のものがいいかなと思って、ファーストにするかセカンドにするかでまた迷いました。
いまだ大人買いは出来ません。

曲の完成度の高さではセカンドの「TAKANAKA」が勝ると思いますが、よりシンプルな音が今の気分ってことで、「セイシェルズ」にしました。
冷えた三ツ矢サイダーに合いそうです。

歌詞カードも当時のままで、そうそうこれこれと懐かしくなります。
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通して聞くのは何十年ぶりのこと。
「金鳥の夏、日本の夏、高中の夏」が今もここにありました。
TAN TANの歌声がさらっと涼しく通り過ぎます。
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