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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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細野晴臣 『HOCHONO HOUSE』

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細野晴臣『HOCHONO HOUSE』 2019年3月リリース
Produced & Mixed by Haruomi HoCHOno

ニューアルバムは46年前、ベルウッド時代のファーストソロ『ホソノハウス』のリメイク盤。アルバムタイトルは『ホチョノハウス』。
ラジオで「難しい作業になった」と話していたのを聞いて、これは早く聴いてみたいと。

『ホソノハウス』は70年代の名作群『トロピカル三部作』に比べると聴いた頻度は少なかったです。で、今回このニューアルバムをより楽しもうと思い立ち、というほど力んだ話ではありませんが、久しぶりにオリジナル『ホソノハウス』を毎晩のように聴きなおし、地味に密かに気分を盛り上げていました。
細野さんは昔のインタビューで『ホソノハウス』を「習作の時代」と言っていたと思います。それでも多くの細野ファンが推す原点のようなアルバムでした。

『ホチョノハウス』は全11曲の36分。75年のライブ音源を含むすべてがリメイクですが、曲順がすっかり逆転して「相合傘」ではじまり「ろっかばいまいべいびい」に辿り着きます。なので2番手で早くも大好きな名曲「薔薇と野獣」がでてきました。
続きは聴いてのお楽しみというところですが、手作り感いっぱいの楽しいアルバム。歌詞カードに今回も細野さんのなるほど的な全曲コメント付き。
CDプレイヤーには、しばらく『ホチョノハウス』が置きっぱなしになりそうです。

HARRY HOSONO & TIN PAN ALLEY in CHAINATOWN

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HARRY HOSONO & TIN PAN ALLEY in CHAINATOWN
2007年リリース

セット物(3CD+DVD)でリリースされた『ハリー細野クラウン・イヤーズ1974-1977』の中の1枚。
1976年、横浜中華街で行われた通称「中華街ライヴ」の全演奏(14曲46分)を収録した秘蔵のお宝的貴重盤。
(現在はYouTubeに丸ごとアップされてます)

【曲目】
1. つめたく冷して
2. 香港ブルース
3. MC~絹街道
4. チャタヌガ・チュー・チュー
5. MC(メンバー紹介)~ボレロ
6. ハリケーン・ドロシー
7. MC~ブラック・ピーナッツ
8. トーク・トゥ・ミー
9. 北京ダック
10. 蝶々さん
11. アヤのバラード
12. 熱帯夜
13. MC~ファイアークラッカー
14. “サヨナラ”ザ・ジャパニーズ・フェアウェル・ソング

ずっと以前のことですが、ライブ会場になった「同發(どうはつ)」という広東料理店に一度行ったことがあります。あっさりした味でとても美味しかったと記憶しています。
食事中に店員さんが店名の由来を教えてくれたのですが、それによると同發は「同時に発展する」という意味で、お店だけが発展するのはよくない、お客さんだけが発展するのもよくない、共に発展していかないと意味が無い。という短くも深いお話でした。「なるほど~そのとおりですね」とか言いながら小龍包などほお張っていましたが。

先日、細野さんがやってるラジオ番組「デイジーホリデー」を聞いていたら、ソロ第一作『HOSONO HOUSE』のリメイク版の制作に取り組んでいるという話をしていて、発売時期はわかりませんがこれまた楽しみです。

細野晴臣 『銀河鉄道の夜』

銀河鉄道
細野晴臣『銀河鉄道の夜』 1985年リリース

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』のアニメ映画のサントラ盤。
今、手元にあるのは音源データだけで詳しいことはよくわかりませんが、『銀河鉄道の夜』は多くの細野ファンが推すサントラの傑作。
タイタニック号に関する運命的な巡り合わせも話題に。

ストーリーはご存知のとおりで、アニメ版のジョバンニらは猫に姿を変えて描かれていました。声優としても登場する常田富士男さんがエンドロールで賢治の詩を詠みます。常田さん、とても好きな俳優でした。
アニメ自体とても丁寧に作られた作品ですが、細野さんの音楽が抜群の効果を上げてます。

このサントラ盤はさそり座の見える夏の夜空がお似合いかもしれませんが、秋冬の星空の中でもなかなかイケます。
明るく楽しい曲は特にないのですが、かといって暗くもなく、イメージ膨らむBGMとして聴くのもいいです。

人気は今も衰えないようで、この12月に未発表音源等を追加した2枚組の特別版がリリースされるそう。こちらも気になるところです。
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『細野晴臣 録音術』 鈴木惣一郎 著

録音
『細野晴臣 録音術』 鈴木惣一郎 著 2015年12月発行

細野さんのソロ諸作の録音に携わった7名の裏方さん(エンジニアの方々)のインタビュー集。もちろんみなさん録音のプロ、当時のフォーク、ニューミュージック、ロックの名盤に深くかかわる裏方さん達です。
で、細野さんの宅録デビュー作『ホソノハウス』から近作『ヘブンリー・ミュージック』までの40年に渡る活動の中から11枚の作品について、リリース順に当時を振り返るという構成。大瀧さんの逸話もチラホラ出てきます。
インタビュアーは全て鈴木惣一郎さん。

録音に関する技術的なノウハウはわかりませんが、エンジニアになったきっかけ、当時の音楽業界、細野さん(または細野ちゃん)との出会いみたいなざっくばらんとした話が楽しい。みなさんいかにも職人気質なサバサバした話しぶりで、読むとまた旧作から順に聴きなおしたくなります。
また、細野さん自身も各アルバムの思い出を語っていて、技術屋と音楽家のそれぞれの話がリンクして面白く読めます。
一般の音楽本には載らないような資料や写真も豊富。

そんな中でハリーが語る『泰安洋行』から一部を抜粋させていただきます…。
『泰安洋行』の中でも特に「ルーチューガンボ」は予想を超えた仕上がりになったそうで、鈴木さんが「佐藤博さんとの出会いも大きかったんじゃないですか」と伺うと、
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「何ができるかではなく、何ができないかで、物事は決まる」と。

余談ですが、文中に出てくるリンダ・キャリエールのアルバムは、ティンパンアレイ系の豪華な顔ぶれが揃うごった煮AOR(らしい)で、完成後にお蔵入りに。今も「聴きたいなあ」とファンが待ち望む1枚。
YouTubeにその幻のアルバムから「Love Celebration」ほか数曲がアップされてます。

細野晴臣 『ヴジャデ』

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細野晴臣『ヴジャデ』 2017年11月8日発売

新しめの音楽は全般にあまり聴いてないのにこんなこと言うのもなんですが、今年一番の話題作の登場です。…なんて意気込んでおきながらも実はまだCD買ってないんです。
たまたまレンタル屋にDVDの返却に行った際、「もう出てるんだ」と飛びついてしまいました。レンタルなので細野さんの楽しい曲目解説が付いてなかったのが残念ですが、解説は後々の楽しみにとっておくことに。

4年ぶり21作目の新作は初の2枚組。
<Disc1>Eight Beat Combo 8曲 25分
<Disc2>Essay 12曲 28分
収録時間からするとCD1枚に収まるけど、中身は1枚に収まらない。
1枚は前作に続いて細野さんの多彩なルーツミュージックのカバー集、もう1枚がオリジナル曲で構成。
再演してる「悲しみのラッキースター」は青葉市子さんとデュエット。

レコードをA面からB面にひっくり返すように2枚交互にくり返し聴いてます。2枚組にしたこともあってか、「HoSoNoVa」~「Heavenly Music」よりバラエティに富む印象。聴き込む楽しさもきっと倍増。
日に日に寒さが増しますが、とてもあたたかい時間が流れます。
Disc2のラストが美しい。

細野晴臣 『ホソノバ』ほか…。

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2011年『ホソノバ』(12曲)
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    2013年『ヘブンリー・ミュージック』(12曲)
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1993年『メディスン・コンピレーション』(10曲)

ウォークマンにこの3枚をまとめて1つのファイルにしています。
この3枚は、夜に聴く静かめの細野さんというテーマで手持ちの音源から選びました。
当初は『ホソノバ』と『ヘブンリー・ミュージック』の2枚だったんですが、ちょっと変化球も欲しいなと思って少々地味でダークなアンビエント『メディスン・コンピレーション』を加えてみました。
愛着のあるアルバムというなら『泰安洋行』あたりのチャンキーなやつなんですが、夜更けのBGMに「蝶々-San」は「♪just a チョットマテ moment please」かなと。

で、この3枚で34曲、2時間半のBGMが完成です。
しかしながら『メディスン・コンピレーション』から聴いてしまうと『ヘブンリー・ミュージック』までなかなか辿り着きません。なのでこの34曲をシャッフルの混ぜこぜのチャンポンで流すという暗黙のルールがあります。これなら毎回違う曲順で流れるので飽きなくていいです。と言っても枕元で流すといつも何曲かで「睡魔」と呼ばれる眠気の魔物が襲ってまいります。「♪邪魔だよ、そこどけ」なんて言えません。

ところで手持ちのウォークマンは小っちゃいスピーカーが付いていてイヤホンが無くても聴けるんですが、この内蔵スピーカーは曲によって高音がシャカシャカして気になります。なので音をやわらかくしたくてプッチンプリンの容器を工作してスピーカーにかぶせたところ、音が上手い具合に丸くなり難問はあっさり解決しました。
そんなことするならちゃんとした音響で聴けばいいのかも知れませんが、コダワリはいろんなところに置き忘れてきました。
…プッチンプリンからチャップリンの「スマイル」が流れています。

細野晴臣 「はらいそ」

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▲クリスマスイヴの横浜港(山下公園)です。
豪華客船、「飛鳥Ⅱ」が停泊してました。
いいなあ、こんなの乗り込んで。

で、気分はすっかり、
♪桟橋かぁらぁ~ あの異国のぉ~船にぃ~ 飛び乗ぉってぇ~
(曲;はらいそ)

▼細野晴臣 「はらいそ」 1978年リリース。
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この頃の一連のチャンプルーごった煮ミュージックは面白かったなあ。
渾然一体。独創的アイデアいっぱい。
ホントはYMOの前に、もう1枚チャンキーなやつ、やってほしかったな。
きっとすっごい越境ものが出来たことでしょうね。

▼こちらは1976年のコンサートポスター。
この年リリースの傑作「泰安洋行」風な洒落たデザイン。
いやぁ~、観たかったですね、すごい良さそう。
004 (1)

あっ、初めの「飛鳥Ⅱ」ですが、異国への夢乗せた出港かと思ったら、
相模湾を一周して、翌朝、また横浜港に戻ってきちゃう。そういうツアーらしいです。な~んだ…。

 ♪アディオス フェアウェル サヨナラ、
…なんて、そう上手くいかないものですね。 
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