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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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007ドクター・ノオ(サントラ盤)

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007シリーズ第一作、ドクター・ノオ(サントラ盤)。

近所の中古盤店で、全品100円の投げ売りワゴンを漁って見つけた1枚。
この手のやつは、聴いてみたいと思っていても定価ではなかなか手が出ません。なので「もってけドロボー」的に展開している処分品を見つけたときが「買い時」です。まあレトロなジャケットだけでも100円の価値あり、なんて思ってますが…。

2分前後の短い曲が18曲。あのテーマ曲でカッコよくはじまりますが、ドクター・ノオの舞台がジャマイカってこともあってか、全編とても南国ムードがいっぱいです。古いラジオから流れてくるような楽園トロピカルな曲ばかりで「こんなだったっけ?」なんて思いながらも気に入って聴いてます。このアルバムの収録曲が実際に映画の中で流れていたかどうかはあやしいところですが、そのへんの細かいことはわりとどうでもいい感じで聴けます。

邦題は『007は殺しの番号』、日本公開は63年6月だったそう。
ショーン・コネリーは1930年生まれというから撮影時はまだ32歳かな、もっとオヤジに見えました。今でもショーン・コネリーが出てるよっていわれると観たくなる、カッコいい俳優ですね。
お隣のべっぴんさんは初代ボンドガールのウルスラ・アンドレス(ハニー・ライダー)。

なつかしの昭和 テレビ・ラジオ番組 主題歌全集

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『テレビ・ラジオ番組 主題歌全集』、2002年編集盤。
テレビの放送開始から50年を記念して出た企画もので、50~70年代のテレビ・ラジオの黄金時代を懐かしむ、という内容です。図書館で借りました。

2枚組の全49曲。全てオリジナルの音源を使ってるそう。
「向う三軒両隣り」「ザ・ヒット・パレード」「シャボン玉ホリデー」「ザ・ガードマン」「11PM」「時間ですよ」「木枯らし紋次郎」「前略おふくろ様」…、一時代を築いた名番組のテーマ曲がぞろぞろ。はじめて聴く曲も沢山。

でも一番のお目当ては、NHKのバラエティ『夢であいましょう』のテーマソング。放送は61~66年、土曜日の夜10時すぎだったそう。
リアルタイムでは知らないし番組も見たことないけど、曲は広く知られてますね。懐かしい人、懐かしい風景を思い出します。

      「夢であいましょう」
 (詞:永六輔 曲:中村八大 歌:坂本スミ子)

  夢であいましょう 夢であいましょう
  夜があなたを 抱きしめ 
  夜があなたに 囁く

  うれしげに 悲しげに
  楽しげに 淋しげに
  夢で夢で 君も僕も 夢であいましょう

  うれしげに 悲しげに
  楽しげに 淋しげに
  夢で夢で 君も僕も 夢であいましょう

小津安二郎 メモリアル・アルバム

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小津安二郎 メモリアル・アルバム 1993年リリース。

秋刀魚の美味しい季節。
小津作品は全部を観ていませんが、はじめて観たのはサラリーマン役の笠智衆とその娘役で岩下志麻が出てくる「秋刀魚の味」でした。
秋刀魚はいつ出るのかと思いましたが出演しておりません。
英語タイトルは「An Autumn Afternoon」、人生の秋のような話。
監督はこれを撮った翌年、60歳の若さでお亡くなりになったことは後になって知りました。

小津安二郎(1903-1963)
誕生日と命日が同じ12月12日。このことは偶然にしてもなにかとても小津監督らしく感じられて不思議です。
お墓は北鎌倉の円覚寺、墓碑銘には一文字「無」とだけ掘られているのは映画ファンには有名な話。

さて、写真のものはDVDではなくサントラ(再録)盤。
「秋刀魚の味」ではじまる9曲。派手な曲はひとつもありません。控えめでほんの少し陽気、雰囲気の似通った曲が並んでます。作曲は斎藤高順。
脚本家、野田高梧によると小津監督は「音楽は映画の流れをなめらかにする潤滑油」と考えていたそうです。
音楽だけ聴いているのはちょっと退屈なんですが、このどこか清々しさの残るメロディーを聴いて映画を再見すると「潤滑油…なるほど」とわかります。

<曲目>  
 1. 秋刀魚の味 主題曲/ポルカ/終曲
 2. 秋日和 主題曲/ポルカ
 3. 早春 主題曲
 4. オルゴール「秋日和」より
 5. 東京物語 主題曲/夜想曲
 6. サセレシア「早春」「東京暮色」「彼岸花」より
 7. 浮草 主題曲/ポルカ
 8. 彼岸花 主題曲
 9. 祭囃子「浮草」「秋日和」より
 
小津映画は秋が似合いますね。
「侘び寂び」「ノスタルジー」「庶民の善意」とか、そんな言葉では表現しきれない美。こんな映画があってよかったなあと思います。

…今日の晩飯は秋刀魚の塩焼きに決定です。

『サンダーバード・アー・ゴー』 バリー・グレイ、 クリフ・リチャード&ザ・シャドウズ  

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『サンダーバード・アー・ゴー』 1992年リリース。
録音:1966~67年。

近所の図書館で借りてきたCD。
図書館の品揃えは一風変わってる。予算が無いのか新譜は極端に少ないけれど、プレミアが付くような貴重盤もそこそこ置いてあるし、そうかと思えばどこからか拾ってきたような代物まである。
一度に3枚借りられる、しからば内1枚はちょっと冒険してみよう。
で、ジェリー・アンダーソンの空想特撮人形劇の傑作「サンダーバード」の音源です。

と言ってもコアなファンじゃないから、サンダーバードのことは解説読むくらいしか知りません。サンダーバード1号から5号はわかるけど、2号が一番人気だったかな、あとピンクのペネロープ号とかジェットモグラとか。
テレビで何度目かの再放送をチラホラ見たくらいです。
毎回とんでもない事故が発生して危機一髪の人命救助に向かう、それと時折出てくるムーディー極まるナイトクラブ的なダークでリラックスした奇妙な演出に不思議な魅力がありました。

ところで、このサンダーバードの時代設定はなんと2065年なんですね。
制作は1965年頃だから、えーっと、わかりやすい計算ですね、100年後のメカを創造したのでありました。
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さて、アルバムはもちろんバリー・グレイのあのテーマ曲ではじまります。
全16曲、歌モノはクリフ・リチャードの一曲だけ。他は全部インストで、妖しいラウンジ・ミュージック風な仕上がりです。

あとですね、人形としてサンダーバードに出演もしたイギリスのロックバンド、「シャドウズ」の演奏も4曲入ってます。
しかしまあシャドウズって名前、実にカッコいいじゃありませんか、サンダーバードの世界観にもぴったりマッチしてますね。
シャドウズが演奏するサンダーバードのテーマ曲もあるんですが、これがベンチャーズもエレキの若大将も逃げ出しちゃうようなサーフ・ミュージックなんです、レトロで渋い味わいはかえって新鮮かも。

でもそれよりも、もし「どれにでも乗せてあげるよ」なんて言われちゃったら何号に乗りますか。控えめな4号なんか意外に楽しそうですよね。

サンダルズ 「エンドレス・サマー」

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冬でもサンダル。サンダルズの「エンドレス・サマー」。
1966年公開、たったの3人で撮ったというドキュメンタリータッチの波乗りムービー「エンドレス・サマー」。

ただひたすらに夏(伝説の波)を追いかける。
地球のどこかに必ず夏はある。西海岸の夏が終わるなら、夏本番の土地へ行ってしまおう。こっちが冬ならあっちは夏だ。夏は続く。夏がまた来る。そしてその夏もいずれは終わる。ならば次なる夏の地へ移動しよう。これを続ければ夏は永遠に終わらない。エンドレス・サマーだ。一年中が夏だ。ずっとサーフィン出来る。今日もいい波に乗るもんね。そんな映画。
この考え方は清く正しく、なによりストレートで気持ちがいい。

そんな映画の音楽ならサンダルズに任せよう。
サンダルズの活動期間は1962~68年。メンバーの内2人(ジオリス兄弟)は50年代にベルギーから南カリフォルニアに移住してきたらしい。なので欧米混在バンド。
写真は、90年代に「エンドレス・サマーⅡ」制作の際に再びサンダルズが集まって、当時の楽器と機材を使って再録したという新曲2曲を含む復刻盤。この新曲もいい。
オリジナル盤と再録盤が出回って紛らわしいけど、細かいことは気にせず、どっちがどっちでもそれぞれに良いみたいです。

地元のローカルラジオ局から流れてくるようなサーフミュージック。
60年代の終わりなき夏。小さい音で聞いていると聞き流してしまいますが、大きい音で鳴らすとちょっとダサいところも含めていい味です。

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▲飾っておきたい三面デジパック仕様。
夏はそこまで来ている、かも。ビーチサンダルを買いに行こう。

ブラジル(サウンドトラック)

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邦題「未来世紀ブラジル」 イギリス映画、日本公開1986年。
監督 テリー・ギリアム
音楽 マイケル・ケイメン 
主演 ジョナサン・プライス

映画のタイトルは「ブラジル」、だけど舞台は「20世紀のどこかの国」。
ジョージ・オーウェルの「1984年」にも影響を受けたという、何から何まで情報管理する社会の怖さを痛烈に皮肉った異色のSF。

『あのモンティ・パイソンの…』とか『デ・ニーロも出てるよ』とか、当時それなりに話題になってそこそこ混んでる映画館で観ました。
「ブレード・ランナー」が好きな人には概ね高評価でしたね。
レトロ感ある美術も凝ったストーリーも、奇想天外でハチャメチャなんだけど…、しかしまあ、それにしても…、
このキョーレツなエンディングには参りました。

でもなにやら現実の社会も、この映画が描く世界に似てきちゃったところがありますね。
観てない方にはナンノコトヤラ・・・なので、サントラ盤の話を。

劇中に何度も流れるのは、映画のタイトルと同じ『ブラジル』という曲。
オリジナルは1939年、『Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)』というタイトルだそうです。
多くの人が歌って、いろんな所で使われて、みんなが知ってる。
陽気で明るく、寂しくノスタルジック。

このサントラはいろんなスタイルの「ブラジル」が出てきます。
なかでもジェフ・マルダーが歌う「ブラジル」がカラッと乾いた味わいで、これはよく聴きました。今もたまに聴いてます。
風にのった口笛がいい。

<YouTubeでぜひ…Brazil - Geoff Muldaur>

南太平洋 (サウンドトラック)

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最近買ったちょっと古いCDです。
ハワイロケのミュージカル「南太平洋」のサントラ盤。
音楽はリチャード・ロジャース。
日本公開は1959年だったそう。

いまどきこんなの買うのもどうかと思ったけど、
なつかしい絵葉書が届いたようなジャケットが気に入ったのです。
このジャケットは見たことないなーって暫しながめていました。
だからジャケ買い、中古盤で250円でした。

大味といわれる映画も観ておりません。
なので、あーだこーだと書くこともできませんけど。
でも、せっかくなので聴いております。
「バリハイ」や「ハッピー・トーク」くらいなら知ってますよ。

夕陽のガンマン/荒野の用心棒 (サウンドトラック) 

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「夕陽のガンマン」日本公開1967年
「荒野の用心棒」 日本公開1965年
 監督:セルジオ・レオーネ
 音楽:エンニオ・モリコーネ
 主演:クリント・イーストウッド

マカロニ・ウエスタンの名作二本立てサントラ盤。
いまエンニオ・モリコーネって言うと「ニュー・シネマ・パラダイス」のあのメロディーの方が知れ渡っているかも知れませんね。あれもすごくいいんだけど、今宵はマカロニでキメてみようかと。

ところでこの頃、こんな濃いタッチのくどい絵ってあんまり見かけなくなりましたね。
そろそろ苦み走ったイイ男の時代が再びやって来るんじゃないでしょうか。
いや、撤回します、来ませんよね、たぶん。
でもやっぱり銀幕にはこんな絵が似合います。こんなのがでっかくドドーンと掲げてあればフラッと入っちゃいますよ。

このサントラは「夕陽のガンマン」の口笛で始まります。まあ「荒野の用心棒」も口笛ですけど。重要ですね、口笛。
それとこの男気あるコーラスって言うか何なのかわかりませんけど、馬を馴らす「ハイドードー」みたいな合いの手のような掛け声、ですかね、これがいい。
大音量で鳴らすのは少々気が引けますが意外とイケますよ。
もちろん決闘シーンで流れる悲しいオルゴールの音色も入ってます。

マカロニ・ウエスタンはTVでしか観てないけど、「夕陽のガンマン」のリー・ヴァン・クリーフの渋く苦い演技は最高でした。
今の時代に欠けてしまったのはこの存在感かも知れませんね。
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