プロフィール

ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
リンクフリーです。

ありがとうございます
最新トラックバック

アート・ペッパー 「サーフ・ライド」

001 (1)
 のってけ のってけ のってけ サーフィン
  波に 波に 波に のれのれ♪

・・・ゴールデン・ハーフで「太陽の彼方」でした。
いや、つい、ジャケットを見てはしゃいでしまいました。

さて、ジャズ方面はあまり知らないんですが、たまにはJAZZ。
天才と言われたウエストコースト出身のアルトサックス奏者、アート・ペッパー(1925-1982)です。

薬物ジャンキーでしょうもない時期もあったそうなペッパーだけど、77年にカル・ジェイダーのゲストプレイヤーとして初来日もしてる。入国審査もヒヤヒヤ。遂にステージに登場した際は、思いもよらない怒濤の拍手で迎えられて本人も客席の奥様も大感激だったとか。

そんなペッパーの初期の名演が楽しめる「サーフ・ライド」。
録音は1952年、当時まだ20代のペッパー。
趣味がいいとは言い難いジャケットも……好みです。
どこかでポスターでも売ってたら、小躍りして買ってしまいそうです。

「サーフ・ライド」というタイトルは、当時活動の拠点だったハリウッドのクラブ名にちなんだそう。なのでビーチ・ボーイズのようなサーフ・ミュージックとは無関係。ホンマもんのジャズです。
でも、どの曲も3分前後と短くて、いい波にスーッと乗ってサーッと引き上げる感じはサーフ・ライドそのものかも知れない。
明るめの曲が多いです。

余談ですが、
村上春樹がインタビューで、「リズム、ハーモニー、インプロヴィゼーション」の三つをジャズから学んで小説に応用したって言ってました。
『ねじまき鳥クロニクル』を読まれた方はご存知かもしれませんが、「サーフ・ライド」には小説の登場人物と同名の曲があります。
Nutmeg ナツメグ』、そして『Cinnamon シナモン』。
ペッパーのスパイスは、時を超えてあちらこちらに降りかかっているようです。


<追記>
「登場人物と同名の曲」と書きましたが、村上春樹さんはこのアルバムの曲名から登場人物の名前を思い付いたわけではなく、まったくの偶然だったことがわかりました。でも村上さんもこのアルバム大好きだそうです。
検索フォーム
カテゴリ
QRコード
QR