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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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ブライアン・イーノ (アンド・リック・ホランド)

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ブライアン・イーノ(アンド・ザ・ワーズ・オブ・リック・ホランド)
 「ドラムス・ビトウィーン・ザ・ベルズ」 2011年リリース。

ビート・ジェネレーションのことはあまり知らないけど、なんとなくシブそうだからという理由で10代の終わり頃だったかジャック・ケルアックの「ジェフィ・ライダー物語」を読んだ。この手のものに憧れる年頃だ。
これが実に面白くていまだ忘れられない。もう絶版で手元にも無いけど、いつかまた読み直したいと思っている。

で、ビート詩人というとポエトリーリーディングが有名ですよね、たぶん。
そんなわけで、これは若い頃ビートニクに影響を受けたという、イーノ版現代版のポエトリーリーディング。
図書館で借りてきた思わぬ拾い物。

詩人リック・ホランドの詩を朗読。そこにイーノ得意のサウンドスケープが漂う実験作。途中で欠伸が出まくる類のものかと思っていたが、変化があって飽きずに聞いている。
朗読はイーノとホランドを含んで総勢10名。声がいい。
行きつけのカフェの(きっと素敵な)店員とか、たまたまイーノの周りにいた人に頼んで朗読してもらったらしい。

詩の内容については解らないし考えもしない。
遥か上空から地球を眺めてるような美しい曲がある(4曲目)。
このウィスパーボイスはどこの誰で顔も何もわからないけど、この人が「orange」と呟けば、それは果汁がいっぱいの瑞々しいオレンジになる。
勝手な解釈で聞けるところがいい。

ピンク・フロイド 「おせっかい」

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ピンク・フロイド 「おせっかい」 1971年リリース。

初めて買ったロックはこれだったと記憶してます。もちろんLPで。
ストーンズでもツェッペリンでもなくピンク・フロイド。
あの頃の四大プログレバンドは避けて通れなかった。
なかでもピンク・フロイドは知らない世界への扉を開けてくれるような息吹きがあって好奇心をくすぐった。

ジャケットを開くと4人が並んでいた。これがピンク・フロイドかと、随分長く眺めて顔と名前を照合した。タンクトップを着たリック・ライトが一番ハンサムで常識人のように見えた。こんなヘアースタイルにしてみたいものだと思った。
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ターンテーブルが正確に33回転であることを確認して、レコード盤の溝に沿ってホコリをそっと除去する。針の位置を決めて静かに下ろす。部屋を少し暗くして、左右のスピーカーの真ん中に陣取る。スピーカーはカバーを外した方が気分が盛り上がった。

このアルバムに収録された小品、「サン・トロペ」の風になびく乾いた洗濯物のような白い風景が好きだった。「サント・ロペ」ではなく、「サン・トロペ」であることを知り静かに唸った。
そしてB面すべてを使った大作「エコーズ」をパイオニアの30㎝ウーハーで正しく聴いてみたかった。エコーズの中盤は少々うとうとする場面があったが、レコード針を飛ばすことは無かった。

もう「おせっかい」は手元に無い。聴くのは容易いことだけど聴かないでいる。たまに頭の中で「サン・トロペ」を鳴らしてみる。
聴かない方が色褪せない音楽がある。誰にもきっと。
それでいいと思っている。
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