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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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大空はるみ 「はるみのムーンライトセレナーデ」

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大空はるみ 「はるみのムーンライトセレナーデ」 1982年。
「初CD化」(6月26日タワレコ限定、次作の「VIVA」も同時発売)

遂にというかやっとというか、大空はるみのソロ作が出ていた。
大空はるみさんと言うよりTANTANと言ったほうが馴染みありますね。
松岡直也、高中正義ほかのアルバムで素敵な歌をうたう「あの声」。

▼全11曲
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◆詞… 大空はるみ、安井かずみ、大貫妙子
◆曲… 今井裕、加藤和彦、大貫妙子、大村憲司
◆アレンジ… 清水信之、今井裕、大村憲司
◆プロデュース… 加藤和彦
04、08は加藤和彦のソロ作のカバー。
02はもちろんグレンミラーです。

全編、場末のライブハウスの音がもれてきたようなサウンド。
もろオリジナル・サヴァンナ・バンド風に始まり、中盤まったり、最後は憲司のファンクで決める。
加藤和彦は自身のアルバムで「ヨーロッパ三部作」を完成した時期で、その夢が醒めないうちにさらに昭和初期の香りをブレンド。
セピア色の写真を眺めているようなアルバムになった。

当時のライナーに加藤和彦がこう書いている。
『大空はるみの歌は古いものでもなく、新しいものでもなく、時代の綾が作り出したすてきな織物みたいだ』

大空、安井、大村、加藤がもう逝ってしまった。
大空さんは90年代以降、都内のどこかの学校で歌の先生をされていたらしい。そんなことも知らないうちに98年に亡くなられてしまった。
4曲目「LAZY GIRL(詞:安井かずみ)」がタンタン先生と重なる。
♪『海に人生を教わり、風に歌を習う』
いい先生だったんでしょうね、きっと。

高中正義 「セイシェルズ」

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高中正義 「セイシェルズ」 1976年リリース(2013年リマスター盤)

最近買った37年前の夏のアルバム。
当時はミカバンドが好きだったので、高中のソロもよく聴きました。
夏と言えばサザンより高中でしたね。

この頃のアナログなやつをまた聴きたいな~と思っていたら、タイミング良くキティ時代の16枚がリマスターで再発された(6月下旬に発売)。
バンド名義の「BACCO」も出てました。

どれか1枚欲しいなと思って店頭であれこれ迷い、やっぱり初期のものがいいかなと思って、ファーストにするかセカンドにするかでまた迷いました。
いまだ大人買いは出来ません。

曲の完成度の高さではセカンドの「TAKANAKA」が勝ると思いますが、よりシンプルな音が今の気分ってことで、「セイシェルズ」にしました。
冷えた三ツ矢サイダーに合いそうです。

歌詞カードも当時のままで、そうそうこれこれと懐かしくなります。
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通して聞くのは何十年ぶりのこと。
「金鳥の夏、日本の夏、高中の夏」が今もここにありました。
TAN TANの歌声がさらっと涼しく通り過ぎます。

葡萄畑 「スローモーション」

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葡萄畑 「スローモーション」 1976年リリース。
バンド名はフランスの小説家ジュール・ルナールの「葡萄畑と葡萄作り」から採ったという70年代のおとぼけバンド。

10cc、ロキシーミュージック、ルイスフューレイほか、彼ら好みの音楽家のスタイルとデザインが次々に登場する。
ギャグ・パロディをふんだんに盛り込んで、パクリながらもオリジナリティ溢れるという珍しいことをやっている。
ボーカルの青木和義氏は当時CM(音楽は大瀧詠一)にも出ていたくらいだから、それなりに各方面から面白がられていたんだと思う。

模倣でも面白く聞ける感じは、今にして思えばブライアン・デ・パーマがヒッチコックを真似たセンスに近いような気もする。
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A-2はタイトル通りストレートなボギー賛歌。
曲はロキシーの「アウト・オブ・ザ・ブルー」を下敷きにしてるけど、古い映画フィルムが劣化して切れるようにいきなりプッツンと終わってしまう。
B-4は10cc「シリーラブ」の替え歌、これはさすがに作者名を載せている。

白眉はアナログ盤でA面ラストの「メキシカン・ハネムーン」。
着陸するジェット音ではじまり、テキーラ、マリアッチ等を詩に織り込んだロマンチックなお惚気ラブソング。
名アレンジャー矢野誠さんのセンスが光る。

今治から尾道へ (しまなみ海道)

小旅行の風景など・・・行き先は愛媛と広島、今治から尾道まで。
瀬戸内の島々を結ぶ横断道路、景色を楽しみながらサイクリングが出来る「しまなみ海道」がある。

しまなみ海道、全長70km。
丁度真ん中あたりの「多々羅大橋」までレンタサイクルで移動した。
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旅行ガイドはあまり読まない質なので、どこが何島なのかよくわからなかったが、それはさておき気持ちのいい絶景が続いた。日影が無いのはキビシイ。
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終着「尾道」、映画の町。
小津監督の「東京物語」が撮影された地として知られる。
1982年大林宣彦監督の「転校生」のロケ地としても有名だ。

▼夕方に商店街をブラブラしたが、多くの店がすでに閉まっていた。
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▼元々は銭湯「大和湯」。観光スポットの一つ。
現在は喫茶店を兼ねた土産屋らしいが、あいにくここも閉まっていた。
つげ義春さんの漫画に出てきそうな佇まいだ。
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▼そのむかしみんなが乗ったQちゃん。
丸い頭と硬い背中の乗り心地がなつかしい。
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▼すぐ前は瀬戸内水道。向こう岸は造船会社。
水面が静かにゆらり、絵に描いたような小舟がぷかり。
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赤塚不二夫さんのギャグだったか『忘れようとしても思い出せないのだ』というのがある。
尾道は何かその古い記憶の境界線にあるような風景でいっぱいだった。
たいした目的を持たないまま移動する旅はいい。
何も期待せずに寄った初めての尾道は素敵に居心地のいい町でした。
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