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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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ブラジル(サウンドトラック)

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邦題「未来世紀ブラジル」 イギリス映画、日本公開1986年。
監督 テリー・ギリアム
音楽 マイケル・ケイメン 
主演 ジョナサン・プライス

映画のタイトルは「ブラジル」、だけど舞台は「20世紀のどこかの国」。
ジョージ・オーウェルの「1984年」にも影響を受けたという、何から何まで情報管理する社会の怖さを痛烈に皮肉った異色のSF。

『あのモンティ・パイソンの…』とか『デ・ニーロも出てるよ』とか、当時それなりに話題になってそこそこ混んでる映画館で観ました。
「ブレード・ランナー」が好きな人には概ね高評価でしたね。
レトロ感ある美術も凝ったストーリーも、奇想天外でハチャメチャなんだけど…、しかしまあ、それにしても…、
このキョーレツなエンディングには参りました。

でもなにやら現実の社会も、この映画が描く世界に似てきちゃったところがありますね。
観てない方にはナンノコトヤラ・・・なので、サントラ盤の話を。

劇中に何度も流れるのは、映画のタイトルと同じ『ブラジル』という曲。
オリジナルは1939年、『Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)』というタイトルだそうです。
多くの人が歌って、いろんな所で使われて、みんなが知ってる。
陽気で明るく、寂しくノスタルジック。

このサントラはいろんなスタイルの「ブラジル」が出てきます。
なかでもジェフ・マルダーが歌う「ブラジル」がカラッと乾いた味わいで、これはよく聴きました。今もたまに聴いてます。
風にのった口笛がいい。

<YouTubeでぜひ…Brazil - Geoff Muldaur>

フェイルーズ 「愛しきベイルート」

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FAIROUZ - Li Beirut
フェイルーズ「愛しきベイルート」 日本発売1989年。

フェイルーズ(ファイルーズ)はアラブ最高といわれる歌姫。
80年代、ワールドミュージックが流行ったころ話題になった1枚です。
ずっと聴く機会が無かったんですが、今になってやっと聴きました。
聴く機会ってそのうち来るもんですね。
難しそうにみえたけど、ひと昔前のフュージョンっぽい曲もあったりして、思いのほか聴きやすかったです。

解説によると、フェイルーズは1935年、レバノンの首都ベイルートの生まれ。アラブ諸国では津々浦々までその名は知れ渡っている、という。
フェイルーズという名は芸名だそうですが、とても神秘的で強い意志を感じる名前ですね。宝石のトルコ石という意味もあるそうです。

アルバムタイトルにもなっている『愛しきベイルート』という曲は、スペインの作曲家ホアキン・ロドリーゴの『アランフェス協奏曲第2楽章』の美しいメロディーに詞を付けたもので、聴けば「この曲知ってる」って方も多いことと思います。

アラビア語の歌詞はチンプンカンプンだけど、解説に大意が載ってました。
内戦止まない故郷への想いを歌っています(録音は83年)。
これが素晴らしい歌唱で聴かせます。

   「愛しきベイルート」 Li Beirut (解説より、大意)

  ベイルートよ 
  心から 平和がお前の上にあらんことを
  古い町並や港 そこに住む人々 そして彼らの心
  それらは火と硝煙に消えていった
  ベイルートに 平和が戻らんことを
  ベイルートよ 私の許へ戻っておくれ


「凛と」、という言葉がとても似合う女性です。

南太平洋 (サウンドトラック)

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最近買ったちょっと古いCDです。
ハワイロケのミュージカル「南太平洋」のサントラ盤。
音楽はリチャード・ロジャース。
日本公開は1959年だったそう。

いまどきこんなの買うのもどうかと思ったけど、
なつかしい絵葉書が届いたようなジャケットが気に入ったのです。
このジャケットは見たことないなーって暫しながめていました。
だからジャケ買い、中古盤で250円でした。

大味といわれる映画も観ておりません。
なので、あーだこーだと書くこともできませんけど。
でも、せっかくなので聴いております。
「バリハイ」や「ハッピー・トーク」くらいなら知ってますよ。

久保田麻琴と夕焼け楽団 「ハワイ・チャンプルー」

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「ハワイ・チャンプルー」 1975年リリース。
プロデュース:細野晴臣&久保田麻琴

のんびりくつろげるチャンプルーサウンドの名作。
このアルバムのどこがいいか…、
そんなこといちいち考えなくていいアルバムですね。
エアコンよりも、風鈴、扇風機、かき氷な音です。
風通しのいい場所で聴いてください。

今日はその中から名曲『初夏の香り』を。

ここで描かれるのは、いつかどこかでみたいな40年前の夏。
なんだか、とてもきれいな夏ですね。
サイダーの瓶に花一輪…、
そんな情景は今もどこかにあるんでしょうか。
こんな夏なら暑くても歓迎です。

なんでもない最後の一行がいい。

      『初夏の香り』

   君が帰って来るという うわさ
   夏が近づいた しるし
   長い髪を雨にしめらせて
   君はバスから降りてくる
   革のトランクに 石鹸の匂いをつめて

   君が帰って来るという うわさ
   夏が近づいた しるし
   サイダー瓶にマーガレットいけて
   君のベッドのそばで待とう
   青いライムの香り 部屋中に満たして

   僕たち二人のように
   夏も幼い六月のある日
   シルクグレイの雨にぬれて
   サイセリアの花を 買いにいこう

   輝く海が 見える
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