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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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ブリジット・バルドー 『ボニーとクライド』

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ブリジット・バルドー『ボニーとクライド』(ベスト盤)。

ブリジット・バルドー(BB)、1934年パリ生まれの女優、モデル。
40才を前に表舞台からは退き、その後は動物保護運動家として活動する。
現在はこちらの顔の方が知れ渡ってるのかな。

…と書いてみたところで、ブリジット・バルドーさんのこと、語るほども知りません。写真のものはお買い得コーナーで見かけて、今どき売れないだろうな、でもなんとなく予想を裏切りそうでオモシロそう、なんて思いながら買ったやつです。

全22曲、録音は62~70年。売れっ子の頃でしょうか。
一曲目とラストが一時期恋仲でもあったというゲンスブールとお熱いデュエット(この2曲は86年リマスター)。
いきなり「ジュテーム、ジュテーム…」と濃厚にはじまりますが、この手の美魔女の誘惑みたいなきわどい歌は案外少なくて、通して聴くとアッケラカンとして、ちゃきちゃきでサッパリした印象です。無邪気で楽しげな曲も多いです。

歌は上手いんだか下手なんだかわかりませんが(たぶん下手と思います)、でもそんなことはぜんぜん気にしない感じです。自由気ままな歌唱もすべて計算されたBB像の戦略だったのかなと思えてきます。
ヘタな歌も何度か聴いてるうちにすっかり慣れました。
フォーク調の曲や英語で歌うスタンダードナンバー「EVERYBODY LOVES MY BABY」なんか、ちょっといいんですよ。

   ☆    ☆    ☆    ☆    ☆

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映画もどれが有名なんだかよく知りませんが、この季節コレなんかどうでしょうか。
1971年、ロベール・アンリコ監督『ラムの大通り』。 
隣のシブいおっちゃんはもちろんリノ・ヴァンチュラ、いつもかっこよかったね。

マラヴォワ 「ジュ・ウヴェ」

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マラヴォワ 「ジュ・ウヴェ」 1989年リリース。

絶品、洗練、優雅…、
80年代後半、ワールド・ミュージックが流行った頃、そんな美麗な言葉で絶賛されたマラヴォワの名作。

でもこれ、当時聴いたときはオシャレな店の小洒落たBGMみたいに聞こえちゃって、いま一つピンとこなかった。
でも何度も聴いていると、このバンドは時折内に秘めたワイルドな眼差しをチラつかせるようなところがあって、そこがいいんだよなあって思うようになりました。

そんなマラヴォワはマルチニークのバンド。
マルチニークはカリブ海に浮かぶフランス系の美しい小島で、面積は沖縄本島よりも小さい。
島の伝統音楽に新しい感覚をブレンドした通り風のような涼しい演奏を聴かせる。
プロのミュージシャンではなく、メンバーは全員アマチュア。
人口40万人ほどのマルチニークでは、音楽で生計を立てるのは難しいそう。だからみんな本業を別に持っている。公務員が多いらしい。

冒頭のタイトルナンバー「ジュ・ウヴェ」を聴いていると、暫しの間マルチニーク島に迷い込んだような気分にもなる。爽やかで上品。
「ジュ・ウヴェ」の作者で渋いボーカルを聴かせるパウロ・ロジーヌは数年前に亡くなられたそうで、残念。
柑橘系の香りが微かに混ざってるような清々しい曲が続く。特に全編で聴けるヴァイオリンは湧き水のようにキラキラと涼しげ。
「ブルー・アリゼ」という子供たちが喜びそうな楽しいインストナンバーで終わるのもいい。
バンド名のマラヴォワはスペイン語で、サトウキビの一種だそう。
ここはマルチニークにはほど遠いけど、夏のアルバムならベストな1枚かと思います。

一日が終わると、碧い海から心地いい風が吹いてくる、傍にはサトウキビ畑がゆれて、どこからか遠くの鐘の音も聞こえる、夕陽は今日も美しい。
…そんなフザケたことも言いたくなるアルバムです。

『サンダーバード・アー・ゴー』 バリー・グレイ、 クリフ・リチャード&ザ・シャドウズ  

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『サンダーバード・アー・ゴー』 1992年リリース。
録音:1966~67年。

近所の図書館で借りてきたCD。
図書館の品揃えは一風変わってる。予算が無いのか新譜は極端に少ないけれど、プレミアが付くような貴重盤もそこそこ置いてあるし、そうかと思えばどこからか拾ってきたような代物まである。
一度に3枚借りられる、しからば内1枚はちょっと冒険してみよう。
で、ジェリー・アンダーソンの空想特撮人形劇の傑作「サンダーバード」の音源です。

と言ってもコアなファンじゃないから、サンダーバードのことは解説読むくらいしか知りません。サンダーバード1号から5号はわかるけど、2号が一番人気だったかな、あとピンクのペネロープ号とかジェットモグラとか。
テレビで何度目かの再放送をチラホラ見たくらいです。
毎回とんでもない事故が発生して危機一髪の人命救助に向かう、それと時折出てくるムーディー極まるナイトクラブ的なダークでリラックスした奇妙な演出に不思議な魅力がありました。

ところで、このサンダーバードの時代設定はなんと2065年なんですね。
制作は1965年頃だから、えーっと、わかりやすい計算ですね、100年後のメカを創造したのでありました。
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さて、アルバムはもちろんバリー・グレイのあのテーマ曲ではじまります。
全16曲、歌モノはクリフ・リチャードの一曲だけ。他は全部インストで、妖しいラウンジ・ミュージック風な仕上がりです。

あとですね、人形としてサンダーバードに出演もしたイギリスのロックバンド、「シャドウズ」の演奏も4曲入ってます。
しかしまあシャドウズって名前、実にカッコいいじゃありませんか、サンダーバードの世界観にもぴったりマッチしてますね。
シャドウズが演奏するサンダーバードのテーマ曲もあるんですが、これがベンチャーズもエレキの若大将も逃げ出しちゃうようなサーフ・ミュージックなんです、レトロで渋い味わいはかえって新鮮かも。

でもそれよりも、もし「どれにでも乗せてあげるよ」なんて言われちゃったら何号に乗りますか。控えめな4号なんか意外に楽しそうですよね。
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