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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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ブライアン・フェリー 「愚かなり、わが恋」 These Foolish Things

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ブライアン・フェリー「愚かなり、わが恋」 1973年リリース。

「むかしはよく聴いたけど、すっかり聴かなくなったなあ」なんて人はけっこう多いような気もしますが…。

ロキシー(フェリー)を知ったのは、第5作『サイレン』を出して一先ず活動を休止していた頃でした。「ロキシーミュージックっていう名前のとにかくカッコいいバンドがいるんだ」ってことを耳にして。
ロック雑誌で確認するとなるほどカッコいい。フェリーもいいのですが脇を固めるフィル・マンザネラとアンディ・マッケイがこれまたカッコよかったのです。「外が明るいうちは聴いちゃいけない」なんて意味深なことも書いてありましたよ。
その頃ロキシーはこんな感じでした。
    country life (1)
英語がわからなくても曲のタイトルはどれもキマッてました。
「リメイク・リモデル」「チャンス・ミーティング」「ドゥ・ザ・ストランド」「マザー・オブ・パール」「アウト・オブ・ザ・ブルー」等々…。
駄作無しと言われるロキシーは、ソロ作も聴いてみたいなあと思わせる魅力がいっぱいでした。

そんなフェリーのソロ第1作『愚かなり、わが恋』は全曲カバー集、といってもオリジナル曲をフェリー流にリメイクしてしまうわけですが。
ボブディランもビーチボーイズもストーンズもビートルズもあり。加えてソウル、モータウン、オールディーズ、スタンダードナンバーあり。
バラエティに富んだ選曲で(少々鬱陶しい)フェリー節が楽しめます。

このアルバムではじめて知った曲も多く、冒頭の「はげしい雨が降る」は良かれ悪しかれディランより先にフェリーを聴いてしまいました。
ラストを飾る「These Foolish Things」というラブソングもこのアルバムで知りました。なので「ポピュラー音楽入門」のように色々な楽曲を教えてくれたアルバムでもありました。

お洒落、粋、ダンディ…はたまた変なオヤジとか…そんな言葉で飾られることが多いけど、それよりもブライアンフェリーはとても楽しいミュージシャン。カッコいいけどいつもどこか面白い。
このアルバムを制作した時は28歳だって。どこから見てもおかしな28歳。
「ロックを楽しくしてくれたミュージシャン」なんてランキングがあったなら、ナンダカンダ言いつつもフェリーは上位に入るんじゃないかな。

ハーブ・アルパートとティファナ・ブラス 「蜜の味 ~ ビタースウィート・サンバ」

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ハーブ・アルパートとティファナ・ブラス
「蜜の味 ~ ビタースウィート・サンバ」1965年リリース。

ハーブ・アルパートは1935年生まれのトランペット吹き。
米国A&Mレコード設立者の一人でもある大御所、今年80歳になります。
写真は4枚目のアルバムで最高傑作と言われる大ヒット作。
当時のヒットチャートを賑やかすほど売れに売れたそうです。
邦題の通り「蜜の味」と「ビタースウィート・サンバ」が入ってます。

アメリカンポップスとメキシコのマリアッチをミックスしたような音楽、という意味合いで「アメリアッチ・サウンド」とも呼ばれる。
ジャズとイージーリスニングがクロスオーバーしたような、軽やかで洒落た和みのあるインスト集。
原題は「Whipped Cream & Other Delights」。
収録曲は「レモンツリー」「バターボール」「ピーナッツ」ほか、全曲とも食品に関するタイトルが付いてる。なのでジャケットのモデルさんが着てる純白のドレスも、よく見るとホイップクリーム。

「ビタースウィート・サンバ」は深夜放送「オールナイトニッポン」のテーマ曲としてもお馴染みですね。作曲はソル・レイク。
1分43秒という短い曲ですが、この音源が欲しくてこのアルバムを手にする方も多いことと思います。
全12曲、シンプルながら味わいある名演奏が並んでいます。
収録時間は29分と短め、なので一気に聴けます(ボーナストラックを追加した盤も出ているようです)。

聴いていると、あの頃のラジオ番組が甦ってきます。
「ビタースウィート・サンバ」が鳴り出すと「ハァイ、ドーモ」なんて糸居五郎さんの名調子を思い浮かべる人は今も少なくないんじゃないでしょうか。
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