プロフィール

ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
リンクフリーです。

ありがとうございます
最新トラックバック

ベン・ワット 『ノース・マリン・ドライブ』

north (2)
ベン・ワット 『ノース・マリン・ドライブ』 1983年リリース。

ネオアコの名盤…、といっても当時はあまり興味がありませんでした。
一時のおしゃれな流行りモノくらいに思ってた。
ネオアコの括りもよくわからなかった。括りなんて無いのかな。

でも、そんな中でも『north marine drive』は好きな1枚。
アコースティックな弾き語り。
短いタイトルナンバーがとくによかった。

ずいぶん長い時間眺めていられるジャケットもすごくいい。
アナログ盤が出たときに買っておけばよかったなあと少し思います。
この風景とサウンドはどことなく年末年始に似合う、そんな気もします。

…海へ向かうドライブなら『north marine drive』。
ずぶ濡れにならないようご注意ください。

ビージーズ 『ベスト・オブ・ビージーズ』

001 (1)
ビージーズ 『ベスト・オブ・ビージーズ』 1969年リリース。

長いことビージーズにはこれっぽっちも興味がなくて、大ヒット映画『サタデー・ナイト・フィーバー』もいまだに観てないです。
ところが、あるとき細野晴臣さんがラジオで(わりと知られた話らしいのですが)、こんな思い出話をしていたんです。
まだ「はっぴいえんど」を結成する前の話、はじめて「細野さんち」にやってきた当時の大瀧詠一の印象はこんな風だったそうです。

『大瀧クンはビージーズみたいな恰好をした使い手で、歌い方がロビン・ギブにそっくりだった』

ロビン・ギブはジャケットの一番左のお兄ちゃん。
「使い手」というのは「やるな、おぬし」ってところでしょうか。今この話を語れる人は細野さんしかいない。それから毎週のように会ってはマニアックなレコード鑑賞会なんかやってたそうです。
この話が面白くて、それじゃあ今さらだけどビージーズ聴こうかなあ、なんて思ったわけです。

で、どうせ聴くならその時代のビージーズがいいなと思って、写真は60年代に出たベスト盤(全12曲)。どこかで聴いた有名なヒット曲がたくさん出てきます。
『サタデー…』は77年頃なので「ステインアライブ」も「愛はきらめきの中に」もミラーボールも登場しません。そこがいい。ディスコ時代のビージーズはどうも苦手で…。

このアルバムはどこで聴くのがいいかな、天気のいい海辺で聴くのもいいかもね、あったかく厚着して。そんな所にわざわざ出向いて、ロビン・ギブが歌う大ヒットナンバー「マサチューセッツ」を聴いてみる。
そう思って聴くとたしかに大瀧詠一にちょっと似てますね。

…クリスマスソングより、ナイアガラソングが聴きたい年の瀬です。

「矢野顕子&TIN PAN」 さとがえるコンサート

007_20151207112806369.jpg
「矢野顕子&TIN PAN」 さとがえるコンサート2015
会場;府中の森芸術劇場、12月4日。

久しぶりにコンサートに行ってきました。
当日券だったので席は後ろかなと思ったら、いい席でした。
会場は2000人程のキャパ。でも空席がちらほら。
この顔ぶれでも完売とはいかないんですね。
▼会場
003_2015120711280672a.jpg

ステージには向かって左から、矢野顕子、細野晴臣、林立夫、鈴木茂。
メインは矢野顕子さん(楽しいMCも)ですが、はっぴいえんどあり、ティンパンありのウレシイ選曲。

最初の音が出た時、うわーニューオーリンズっぽいなあって思いました。
ワクワクするすごいグルーヴ。昔見たネヴィル・ブラザーズの強力にうねるリズム隊をフト思い出しました。
序盤にはっぴいえんどの「花いちもんめ」をやったんですが、これを聴けただけでも来た甲斐あったな、なんて思いながら聴き入りました。
他愛もないおしゃべりタイムもいちいち面白かったけど、イザ曲に入る一瞬の四人の阿吽の呼吸も見どころ(聴きどころ)でした。
途中20分の休憩が入りました。休憩除いて丁度2時間かな。
アンコールが終わって、明るくなった場内に「ムーンリバー」が流れてました。

帰り際、グッズ販売コーナーに人だかりが。
そこで鈴木茂さんがサイン会をやってました。ついさっきまでギター弾いてたのに。「茂グッズ(Tシャツとかイロイロ)」を買った人の特典として、その場でサインしてくれる。いいなあ、と思ったけど様子だけ眺めて買うのはやめときました。

ティンパンは、日本で一番「アヴァンギャルド」という言葉が似合うバンドかもしれないなあ、なんて思いながら家路につきました。ほんわかムードで笑いを誘っても、やってることはアヴァンギャルドなティンパンでした。

デイヴィッド・ボウイ 『BBCセッションズ 68-72』

007 (1)
デイヴィッド・ボウイ『BBCセッションズ』 2000年編集盤。

はじめてボウイのライブを観たのは78年のヒーローズツアーでした。
このツアーは緊張感のある素晴らしい内容で、今まで行ったコンサートの中でもベストのひとつだったなあと懐かしく思います。
ベルリン時代のボウイの曲は、聴いていると外に出たくなってくるという予期せぬ効果が潜んでいて、特に『ロウ』のA面7曲にそれは顕著でした。

そのあとは、『レッツダンス』の頃と『リアリティ』のツアーを観たんですが、えーと、どちらも悪くなかったんですが、どうもぼんやりとしか憶えてないのです。それは多くの方と同じで、80年以降のボウイのアルバムはどれもムニャムニャムニャ(…と、お茶を濁します)。
それでも久しぶりに新譜が出ればそれなりに気になったりもして、そんな宙ぶらりんなところを行ったり来たりしているボウイです。

さて『BBCセッションズ』は遥か昔のボウイ。
ロンドンBBCスタジオの蔵出し音源で、録音時期は68年から72年。
2枚組38曲(同一曲の別テイクあり)、140分のボリュームです。
リリース時(2000年)は今ごろ出されてもなあ、なんて思って聴いてませんでした。で、最近になってはじめて聴いたのですが、すごくカッコいいアルバムだったのですね。

ほとんどモノラルですが、かえってダイレクトでいいかも。
駆け出しの時代から『ジギー・スターダスト』までのリアルなチェンジスが楽しめます。
なんと、曲順を並べ替えれば『ジギー…』の完全ライブ盤が出来そうな…、いや、完全と言うのは軽率でした。「ソウルラブ」と「スター」がありません。でも細かいことはいいのです。そのかわりルー・リードのいいカバーが入ってます。

新しめの音源も盛り込んだ3枚組のデラックス盤も出てるようですが、これは2枚組で完結してるんじゃないかなと思います。
「トム少佐」から「ジギー時代」、そしてミック・ロンソンが好きな方はぜひともコレクションに入れておきたいアルバムですね。
ひさしぶりに ''Gimme your hands'' なんて静かに叫んでみましたよ。
検索フォーム
カテゴリ
QRコード
QR