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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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デヴィッド・ボウイ 「ロンドン・ボーイ」~5つの時代

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デヴィッド・ボウイ 『ロンドン・ボーイ』 録音:1966~67年。

先日いつも使ってるパソコンが突然クラッシュしてしまい、修理が終わるまで10日ほどネットが使えない状態でした。ネットがないと困る人も多いことと思いますが、自分にとってはさほど困ることは無かったです。お気に入りのブログが見れないことを除けば。
ネットが見れない分、昔みたいに音楽を聴く時間も増えました。
こんな時期なんでボウイをよく聴きなおしていました。

写真は初期のボウイの編集盤(18曲入り)。
ヒットに恵まれない初々しいフォークロック時代。二十歳前後のころ、でも歌い方はあんまり変わってないですね。
一人芝居みたいな演劇調の曲が多く、その後のモンスター級の数々の名盤と比べてどうこう言う代物ではありませんが。
でもこの男がジギーを作り、ロウを作り、そして今はブラックスターになった。そんなことを思いながら聴いてます。「Little Bombardier」(哀れな砲撃手)なんかすごく好きな歌です。

テレビでも様々にボウイの追悼特番を組んでました。
なかでも抜群によかったのが、BS放送の「ボウイ5つの時代」(2013年、BBC制作)。ボウイの軌跡を追ったドキュメンタリーで、はじめて見ましたがこれは見応えがありました。
特に70年代後半の「ヤングアメリカンズ」から「ベルリン時代」までの尖がった時代の紹介は、カルロス・アロマー、イーノ、フリップらも笑顔で登場して興味深いウラ話が聞けました。
それと職人ドラマー、デニス・デイヴィスがイーノのことを話していて、これがなんとも人間味のある愉快な話しぶりでした。

▼野球帽がお似合い、凄腕デニス・デイヴィス
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『ボウイとの仕事は楽しかったよ、気軽にやれたしさ…、イーノの登場まではね(笑)。イーノは実に面白い男だよ。黒板を持って来たんだぜ、小学校で使うやつだよ…、「なんなんだよ」って思ったけどさ(笑)』

…デニス・デイヴィス本人もかなり面白い男に見えるけど、まあとにかくユニークで腕の立つミュージシャンがボウイ周辺にはたくさんいましたね。

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(追記)
4月6日、デニス・デイヴィスがお亡くなりになりました。
64歳、がんだった。
デニス・デイヴィスは75年の「ヤングアメリカンズ」から80年の「スケアリー・モンスターズ」まで、7枚のアルバムに参加してる。
最高のドラマーでした、残念です。

デヴィッド・ボウイ

bowie sukita 3 (1)
なに買ったんだろ。(鋤田正義さん撮影、1980年 京都)
(牛蒡をうなぎで巻いた「八幡巻き」を買ったそうです)

ボウイの死は11日の午後、ヤフーニュースで知りました。
えっ…、って。いつかは来る日が今日だった。
悲しいとか、そんな感じとちょっと違った。そりゃ驚いたけど。
ネットは死を伝えるだけで、それ以上の情報はまだなかった。
そのあとNHKのニュースを見た。
スーパースターの死、トップニュースの扱いだった。
少しボーっとしてニュースを見ました。

3年前の「The Next Day」、このアルバムはある日突然のリリースだった。ボウイらしいなあって思ったけど。
なのに今度の「★」(ブラックスターって読むんだ)はずいぶん前からしっかり告知していた。リリースはボウイの誕生日だよって。それはサインだったのかな、なんて今さら思ったり。
ニューアルバムって言うからさ、何度目かの復活だと思ってた。
でも真逆だった。

その日、YouTubeはとても見る気がしなくて手持ちの音源を聴いていた。
CDは15枚程あった。70年代のが多いけど。

最初に「STATION TO STATION」を聴いた。これはCDのコピーをずっとクルマにも入れていて、今もわりによく聴いてる1枚です。
次にカバー集「ピンナップス」を聴きました。これはやっつけ仕事なんて言われてるけど、けっこう好きなんです。
それから思い出深いライブアルバム「ステージ」から何曲か聴いて、そのあとは枕元にウォークマンを持ってきてシャッフルでずっと聴いてました。

最後にボウイを観たのは2004年の3月(武道館)。もう12年も前。
この時はマイク・ガーソンを連れてきた。マイクのピアノが聴きたくて来た人もたくさんいたと思うけど、1曲目「Rebel Rebel(愛しき反抗)」のギターイントロですでに総立ちだった。

「★」はまだ買ってないしチラッとしか聴いてないです。
どんな気持ちを込めたんだろう。今は何もわからない。
今までボウイを「異星人」と思ったことは一度もないけど、今はちょっとだけ思ってます。
遥か昔、Blackstarから地球に落ちてきた男は世界を売ってしまった。
けれど、それでもやっぱり地球という名の星が好きだった。
…そんなおバカな気分です。

大村憲司 『春がいっぱい』

春がいっぱい (1)
大村憲司『春がいっぱい』 1981年リリース。

大村憲司(1949-1998)、31歳の作品。

YMOのサポートメンバーとしても名を馳せた名ギタリストのソロ3作目。YMOの御三方が大村憲司をサポートした好盤。
81年って言うとYMOの『BGM』、高橋幸宏の『ニウロマンティック』が出た年。凄まじい人気でしたね。
YMOは途中からすっかり聴かなくなっちゃったけど、今聴いてみると結局のところファーストが一番よかったのかなと、そんな気がします。

『春がいっぱい』はテクノでニューウェイヴなフュージョンなんだけどロックなアルバム。歌モノとインストが半々の全10曲。
この時代ならではのピコピコ鳴ってる曲もあります。
ジョージ・ハリスン&ロン・ウッドの「Far East Man」、それとタイトルナンバーでもあるシャドウズの「Spring Is Nearly Here」(春がいっぱい)をカバーしてる。この辺りシブい選曲。

ラストは憲司ファンに今も人気の「The Prince Of Shaba」
ギターの音色がすこぶる良い。ウエスタン映画をイメージして作った曲らしいけど、冬の夜空を翔る流れ星のようにキラキラ煌く曲。
こんなロマンチックな曲で終わるところ、いいですね。

…春もそこまで来ているような。
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