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Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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篠田昌已・西村卓也 『篠田・西村 DUO』

星空 (1)
『篠田・西村 DUO』、1996年リリース

録音:1987年9月17日(木)
篠田昌已:alto sax
西村卓也:bass

二人だけのライブ。
篠田昌已は「生活向上委員会」や「じゃがたら」などで活躍。
ロック、ジャズ、ファンクからチンドンまで、なんでもござれのサックスプレイヤー。92年、34歳の若さで惜しくも亡くなった。

このライブは87年の録音で、リリースされたのは9年後の96年。
ライブといってもハコではなく野外録音。
場所は群馬県・前橋市の百貨店の前。
地元のスーパーか何かの開店記念のイベントに呼ばれて、ということだったらしい。だからといってやっつけ仕事感は微塵もない。
生前、篠田さんの最も気に入っていた演奏だったらしい。
  duo.jpg
全13曲、オールインスト。ジャズというより大衆音楽と呼ぶのが似合う。
はじめて聴いたときは音の良さに驚きました。
多くの曲間が数十秒も空いている。この曲間が空白ではないことが、ボリュームを上げるとわかる。
そこに街の音が聞こえる。
交通整理の笛の音、車の音、小学生がおしゃべりしながら通り過ぎる。
拍手も歓声もない、お客さんはいない。
ジャケットの写真通り、ただ星空に向かって演奏を続ける。
すごく自由な気分を二人は味わっていたんだと思う。

この後に、篠田さんが組んだバンドの名前はコンポステラ(星の原っぱ)という。
星の原っぱなら何時間でも寝っころがっていられる。そんな方におススメです。シュラフそして温かい飲み物を用意して。

荒木一郎 『君に捧げるほろ苦いブルース』

araki.jpg
荒木一郎 『君に捧げるほろ苦いブルース』1975年リリース

ボブ・ディランのノーベル文学賞を聞いて、へぇーそうゆうのもアリなのかって。でも受賞者が知ってる名前ってのはわかりやすくていいですね。いつも知らない人ばかりだし。賛否が多々あるようですが、それらも全部含めての『ボブ・ディラン』ってことでいいのかなと。
授賞式のスピーチ(あるのかな?)がちょっと楽しみですね。

そんなわけであちらがボブ・ディランときたならば、こちらは荒木一郎でどうか。
荒木一郎は日本のボブ・ディランと言われ(誰も言ってないか)、でも日本のSSWの元祖なんて言われてる。
アウトローというかニヒルというか、まわりに媚びることなく我が道を行くというか。荒木さんの本業はなんなのかもわからないけど、異色ということでは寺山修司と似た匂いも。

アルバム『君に捧げるほろ苦いブルース』は全10曲、作詞作曲はすべて荒木一郎。歌謡曲でもないし演歌でもない、ロックでもないしフォークとも違うような荒木一郎の世界。
忌野清志郎、長谷川きよし、原田芳雄ら個性溢れる男たちから人気が高かったこともわかるような気がします。「寒多米利ツイスト」なんて、ちょっと初期の大瀧詠一を彷彿させるような曲も。

アルバムタイトルにもなっている名曲「君に捧げるほろ苦いブルース」は、アリスのヒット曲「帰らざる日々」の元ネタとしても知られる。
「君に捧げる…」の「君」は愛猫のことらしい。
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