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ポタリング

Author:ポタリング
少し古い70年代頃のロック中心のブログです。
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遠藤賢司が選ぶ100枚

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10月25日、遠藤賢司さんが逝ってしまいました。

ちょっと古い音楽雑誌(ROCKS・OFF、2007年発行)ですが、遠藤賢司が選ぶ『オレの100枚』が載ってました。…今日はそれを…

『オレの100枚』は愛聴のアルバムを100枚挙げるというもので、その音楽家のバックグラウンドの一端がちらりと覗ける好企画。インタビュー形式でエンケンの興味深い解説付きです。
そこで選ばれた名誉ある100枚がこれ。
文字が読めませんがジャケットだけでも。(並びは五十音順)
あ

こ

た

に

ほ

エンケンらしい型破りの100枚。
邦画の映画音楽を多く選んでますが、「日本の優れた音楽も聴いてほしい、明らかに軽んじられているんだ、なんといっても景色が見えるのがデカイ、景色が見えない音楽なんてクズみたいなものだから」と話す。

遠藤賢司 不滅の男。
これからもずっと聴き続けることに違いありませんが、残念ですね…。

『岸田森 夭逝の天才俳優・全記録』 武井崇

岸田森2
『岸田森 夭逝の天才俳優・全記録』 著・武井崇 
2017年5月初版、洋泉社発行。

俳優 岸田森(きしだしん)1939-1982年。
ワイズ出版から2000年に発行された『不死蝶・岸田森』(編者:小幡貴一、小幡友貴)は、岸田森ファン必読のたいへん面白い読み物でしたが、今度はついに『全記録』の登場です。 

『岸田森 夭逝の天才俳優・全記録』は武井崇さん(65年生まれ)がまとめ上げたもので、あとがきに「1999年に発売した自費出版誌『岸田森全仕事』の商業出版化を目指したもの」とあります。
なんと岸田森さんを追い続けて20年の歳月が…、という力作労作を超えた決定版的な一冊。図書館で借りてきました。

中身はタイトルに偽りなしの全記録そのもの。なにしろ700頁を超えるボリュームで、読み始める前に暫しの間、オモテから裏から写真からと本を眺めまわしていました。
前半(300頁ほど)は友人・関係者への膨大な取材に基づく岸田森物語、
後半(400頁ほど)は全出演作品のデータと解説。
データと解説で400頁!と驚きますが、「傷だらけの天使」ひとつとっても全26話の一話毎のスタッフ・出演者・物語・解説を詳細に記録。加えて当時の芸能雑誌に載った小さなゴシップ記事までも網羅。正に執念ともいえそうな気の遠くなるような圧倒的な情報量です。
森さんの当時のインタビューはあまりありませんが、2012年にお亡くなりになった岸田蕃さん(実のお兄さん)の貴重なインタビューを掲載。

岸田森、没後35年「こんなに詳しく書かれても忘れちゃったよ」なんて、とぼけながらもやさしく笑ってるんじゃないかなと思います。
本当に魅力あふれる俳優でした。

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『怪奇大作戦』 第25話「京都買います」の名シーン、
共演の斉藤チヤ子さんと。

ザ・バーズ 『イージー・ライダー』

the byrds
ザ・バーズ 『イージー・ライダー』 1969年リリース。

映画『イージー・ライダー』は本国アメリカでは69年、日本は70年に公開されたそう。リアルタイムでは知らないし、はじめて見たのは少年時代のテレビ放送。休日にやっていた「なんとか洋画劇場」みたいなやつ。
ピーター・フォンダの名前は知っていたけどジャック・ニコルソンなんて知らなかった。カッコいいチョッパーのポスターは欲しかったけど、あんなラストだなんて知らなかった。争いごともフリーダムもヒッピーもドラッグもさっぱりわからなかった。
そんな映画『イージー・ライダー』は今もそれほど好きな部類の映画ではないんですが、それでもステッペンウルフの「The Pusher」と「Born to be Wild」ではじまるサントラの音源はしっかり持っていたりして、好きではないと言いながらもどこかしら好きなんだろうなと思ってます。

アルバム『イージー・ライダー』はバーズの8作目。名作『ロデオの恋人』あたりに比べると人気はチト落ちるみたいですが…。
アナログ盤の11曲にボーナストラックを7曲追加。
映画『イージー・ライダー』のラストに流れるディランとマッギンの共作『イージー・ライダーのバラッド』ではじまる。あのラストシーンと重なりますが、それでもいい曲。ボーナストラックにロングヴァージョン(といっても2分半ですが)も入ってます。
お得意のディランのカバーは「It's All Over Now, Baby Blue」。これが見事にどカントリーな気だるいアレンジで聴きもの。この曲は多くのミュージシャンがカバーしてますが、その中でもベストのひとつかなと思います。
時代が時代なもんで、オリジナル盤のラストはアポロ11号の打ち上げ音をコラージュしたアームストロング船長ら乗組員への賛歌で終わります。

いま60年代の音楽は全て半世紀前の音楽になりつつありますが、この先もまだまだ聴き続けることに変わりなさそうですね。
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