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久保田麻琴 『On The Border』

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久保田麻琴『On The Border』 2000年リリース。

「ハリー&マック」の翌年にリリースされた「マック」のソロ。
トラベラー(久保田麻琴)がウッドストック~ケージャン~ニューオーリンズを行く。これだけで音の雰囲気が伝わってくるかと思います。
程よくシブく、程よく軽く、程よく明るい、大人の夏休みのようなリラックスした好盤です。

オリジナルとカバーが半々。ヴァン・ダイク・パークスの『ディスカバー・アメリカ』に入ってた「Occapella」、ジミー・クリフも歌った「I Can See Clearly Now」、同時期のティンパンの「Bon Temps Rouler」、あがた森魚の「Mezcal」等々、いかにもマック好みの曲がぞろぞろ。路上で見かけたインディオの少年が演奏するアコーディオンの現地録音まである。

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そんな中でも東京ローカル・ホンクの木下弦二さんが書いた「遠い願い」。これがちょっとグッとくるなんともいい味わい。
この曲のメンバーがまた良くて、ザ・バンドのリヴォン・ヘルムとガース・ハドソン、加えてラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャンがいる。詞だけ読んでると重たく感じるけど、音はウッドストックの匂いプンプン。リヴォンのタイコが好きな方は必聴。やってくれます。

  「遠い願い」  詞・曲 木下弦二

遠い遠い 僕の願いが
少しずつ 近づいてゆけば
それだけでなぜ それだけでなぜ
君を泣かせるのか 泣かせるのか

遠い遠い 声を聞こうと
少しずつ 近づいてゆけば
それだけでなぜ それだけでなぜ
君は悲しむのか 悲しむのか

心を導く 星たちの暮らす
やさしい闇が 僕らに降りる
それさえもなぜ それさえもなぜ
君は恐がるのか 恐がるのか
君は悲しむのか 悲しむのか


古い写真を1枚(1978年頃)、左から、マック、リヴォン、ハリー。
mac (1)

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