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ロイ・オービソン 『ゴールデン・デイズ』

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ロイ・オービソン『ゴールデン・デイズ』、2001年編集のベスト盤。

映画でも音楽でも見聞きする前に何かしらの予備知識が入ってしまうものですが、87年公開の映画『ブルー・ベルベット』は例外的に主役が誰でそれがどんな映画なのか、何も知らないまま観ました。

何度も観たという方も気分が悪くなったという方も少なくないと思いますが、異常に怖く不気味で非道な裏側を覗き見る、過激な映画。
願わくばお近づきになりたくない登場人物ばかり、特にディーン・ストックウェルが突としてロイ・オービソンの名曲「In Dreams」を口パクで歌う一幕、このキワモノ的にキレた怪演は驚きを超えてショックに近いものがありました。

一般にロイ・オービソンというと、ジュリア・ロバーツ主演の映画でも使われた大ヒットナンバー「Oh,Pretty Woman」が有名ですが、『ブルー・ベルベット』を観て以来、このノリノリの曲でさえ何かしら不穏な空気に包まれて聴こえるようになりました。でもそれは嫌な感じではなく、謎めいた心地良さみたいな、魅力が増して聴こえる感じです。

そんなわけで、歪んだリンチ映画のおかげでオービソンの歌はどれも屈折して聴こえるようになってしまったわけですが、それでもたまに聴いてはその美しい歌声に隠された危うい夢を見せてくれるような、ちょっと他にないゾクッとする感覚が同居しているミュージシャンです。

多くのミュージシャンから憧れ慕われたオービソンは88年、52歳の若さで急逝。この年、覆面の意味を理解する気もないような覆面バンド、トラヴェリング・ウィルベリーズ(Vol.1)でジョージ・ハリスン、ボブ・ディランらと楽しくゴキゲンなアルバムを制作している。
tw (1)

COMMENT

まったくおなじです

僕も映画「ブルーベルベット」で、ロイ・オービンソンがおぞましいポップスに聴こえるようになっちゃいました。ツイン・ピークスもそうですが、デヴィッド・リンチ監督はオールディーズを不気味なものとして使うのが好きですよね。

BACH BACHさん、こんばんは

ストーリーに歌詞がリンクしてくるところ、鳥肌ものですよね。
終盤に流れるケティーレスターの「ラブレター」も印象的でしたね。

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